株式投資の損切りとは?売るタイミングのコツや目安も紹介

損切りとは

株式投資を含めて投資と呼ばれるものは、お金を増やすための方法です。

ある会社の株を買ってその値段が上がると上がった分だけ儲かるのですが、下がることもあってその場合は下がった分だけ損をすることになります。

利益(リターン)を得るチャンスがある一方で損失(リスク)が出ることもあるのが投資です。今回の記事では、損失をしてしまった時の判断である損切りについて紹介します。

1.「損切り」とはなにか?

それは値段が下がった時に、これ以上は損したくないと判断・決断する行動のことを言います。

損切りの例

1000円で買った株が950円に値下がりした時に、「50円くらいならまだいいか」と我慢できるかもしれません。

しかし、900円に下がり、まだまだ下がりそうな時には、もうこれ以上は損したくないといった気持ちが芽生えてきます。

そして900円で売ってしまおうと決断。100円損してるけど売ってしまう行為。

これが「損切り」です。

2.株を損切りせず、持ち続けたらどうなるの?

一方、株価は株の価値ですから、企業が倒産などをしないかぎり無くなることはありません。

なので、今は下がっているけれども、この企業は業績が良い、将来性があるなどといった理由で半年待てば、1年待てばまた戻ってくるだろうと考える人もいます。

中には10年以上、20年以上持ち続けている人もいるくらいです。

それは、間違いではなく、長く持っていることで買った時の株、もしくはその株価よりも大きく上がっていくこともあります。

そうなると、あの時「損切り」しなくて良かった。自分の判断は正しかった。

少し調子に乗る人となると、自分は先行きを読める力がある、また自分は株式投資のセンスがあるなどと思ってしまうこともあるのです。

ただ、そのような場合、多くは他の株も上がっている、いわゆる上昇相場となっているものなのです。そして「まだまだ上がる」、「もっと儲かる」と考えてしまい、売ってしまうことを躊躇します。

株価は下がり続けることも無ければ、上がり続けることもありません。

結局は売る場面を逃がしてしまい、また元の株価(買値)に戻ったり、さらにそれを下回ってしまうこととなるのです。

3.損切りができる人とできない人の特徴は?

「損切り」できない人の特徴で、「損切り」ができない、またはしない人は「利益確定」も出来なくなることが多いのです。

仮に「利益確定」ができたとしても、気分を良くしたその人は、売った後に更にその株が上がっていくのを見ると黙っていられなくなります。

売値よりも高く買ってしまいます。最初の買値より高く、更に売値より高く買う。先ほどの例だと1000円で買った株を1,100円で売る。その後また1,200円で買うといったところでしょう。

そのようにして、また同じサイクルを長い人では数年から数十年続けてしまうのです。

なので「損切り」ができない、しない人は多くの場合、「含み損」を多く抱えている人が多いと言えると思います。

4.「損切り」の目安はどのように考えればいい?

まずは投資をする上での考え方(短期的な売買なのか、中長期的に持つのか)によって大きく異なります。

もっとも初めから中長期的に保有する考えであれば余程の事件や事故が無い限り「損切り」を考えることは無いでしょうが、目安としては買値、また買値平均の10%~15%が適当でしょう。

ですので、「損切り」は短期的な売買を前提として取り組む方が考えることとなることが多いでしょう。

短期とはどの程度の期間を意味する?

これにも個人差があるのですが、1日の中で売り買いを行うデイトレード、1週間を目安に売り買いを行うスウィングトレードがそれに当てはまるでしょう

短期売買を行う上では、その企業の業績が今、どうなっているのか?今後の事業展開は?成長性は?などを考える必要はあまりありません。

今日買って、今日のうちには売る、長くても明日、明後日には売ることが前提ですので、その後どうなろうと関心を注ぐ必要がないからです。

そのうえでは買値、また買値平均の3~4%が適当でしょう。

最後に

もっとも、投資金額や投資スタンスによって個人差がありますが、大切なことはその目安、自分で決めたルールををしっかりと守ることです。

いくら目安を決めていても、それを守らないと意味がなくなってしまいますので注意しておきましょう。