株主優待とは?配当との違いや貰うための権利について

株主優待とは

あなたは、「株主優待」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。近頃、この株主優待が注目されています。

株主優待とは、会社が株主へプレゼントを贈る制度です。

企業は、株主優待を通じて、株主に「自分の会社の製品のファンになってもらう」ことや、「自分の会社の株を長く持ち続けてもらう」ことを期待しており、現在は1000以上の会社がこの株主優待制度を実施しています。

今回の記事では、株主優待についてわかりやすく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

1.株主優待をもらうためにはどうしたらよいの?

繰り返しになりますが、株主優待とは会社が株主へプレゼントを贈る制度です。

では、株主優待をもらうためにはどうしたらよいのでしょうか。

株主優待をもらうには、「権利確定日(けんりかくていび)に株主名簿に自分の名前が載ること」と「決められた数量の株を持っている」必要があります。

株主名簿に名前が載るためには、優待をもらえる「権利確定日」の3営業日前である「権利付き最終日」までに株を購入する必要があります。

権利付き最終日の翌日を「権利落ち日」と呼び、権利が得られなくなる日のことを指します。具体的な例で説明します。

株主優待の貰うための例

権利確定日:8月31日(木曜日)

権利付き最終日:8月28日(月曜日)

権利落ち日:8月29日(火曜日)

この例の場合には、8月28日までに株を購入し、翌営業日まで株を持ちづけると株主優待を得ることができます。

3営業日前の計算は、土日祝日を挟むと少し厄介です。3営業日前がいつになるのかは初めの頃は少し戸惑うかも知れません。

証券会社のホームページなどにはこの権利付き最終日の日がいつになるかをカレンダーなどで開示していますので、その情報を参考にすると良いかも知れません。

また、権利確定日は決算月の月末に設定している企業が多いのですが、たまに月末ではなく月の途中に設けている企業もありますので、注意が必要です。

株主優待をもらうために決められた数量は100株からもらえる企業が多いです。しかし、中には500株以上などと決めている企業もありますので、何株持っていれば優待を受け取れるのかを必ず確認するようにして下さい。

2.株主優待ではどんなものがもらえるの?

株主優待でもらえるものは様々です。

航空会社の航空券、映画やカラオケのレジャー施設の入場券、スーパーやレストランの割引券、食品、菓子メーカーの製品詰め合わせなど金券類から食料品、会社のサービスまで実に沢山のプレゼントがあります。

中には株主優待でしか得られないオリジナルの製品などもあり、元々その会社の製品のファンには大変魅力あるプレゼントとなっています。

菓子メーカーや飲料メーカーなどでは新製品が入っていることもあり、この特別感も株主優待の人気の一つです。

3.株主優待を貰うために知っておくべき、注意することは?

こんなにお得で魅力ある株主優待ですが、いくつか注意事項もあります。

①株を購入してすぐに優待品が送られてくるわけではない

株主優待の権利を得ても実際に優待品が送られて来るのは、数カ月かかります。

3月末に権利を得られる優待の場合いは7月頃に送られることが多いので、すぐにはもらえないことに注意しましょう。

②単元が2倍購入しても、優待品も2倍になるとは限らない

例えば100株で3000円相当の商品券を受け取れる優待があったとしても同じ人が200株購入してもその倍の6000円相当の商品券を受け取れるという企業はまれです。

株の購入量と優待品の商品価格は必ずしも比例するわけではありません。

③権利落ち後の株価の下落にはくれぐれも注意

株主優待目当てで株を購入する人が多くいる銘柄の場合は特に、権利付き最終日まで株価が上がり、権利落ち後に株価が大幅に下がることが多くあります。

株主優待や配当で得られた金額より値下がり株価の値下がり分の金額が大きくなってしまうと、株で得をするどころか損をしてしまうことになりますから、株主優待だけにつられて株を購入しないように注意が必要です。

最後に

株は値上がりした時の利益や配当金にばかり目がいきがちですが、株主優待という楽しみ方もあることがわかっていただけましたでしょうか。

どのような優待があるのか色々研究してみるのも面白いです。ぜひ試してみてください!